日本色彩心理学スクールへようこそ。
当スクールは2009年に、福岡市早良区百道浜にあるホテルの1室を借りて「福岡色彩心理学スクール」として開校。その後現在の「日本色彩心理学スクール」にスクール名を変更し、現在、福岡市中央区薬院に住所を移し、対面やオンライン、外部からのセミナー依頼などの活動をしています。
もともと私は、大学で建築学を学び、卒業後はインテリアコーディネーターとして起業しました。2年間の実務経験の中で、インテリアの仕事には色の専門知識が何よりも重要であることに気きました。
そして、心理カウンセラーだった母がスクールを始めたいと言い出したことで始まった、私の色彩心理学の世界。
学べば学ぶほど、私自身のモノの見方や捉え方に変化があり、また、受講生の心の変化、行動の変化、顔つきの変化などたくさんの変化を間近で見ていると、「人は一人ではないんだ」「知識があることで避けられる悩みや辛さがあるんだ」ということを強く感じました。
心の疲弊によりなんとか改善したいという思いで講座を受講した方が「今までは目の前の世界がグレー一色でしたが、色彩心理学を学んだことで、今では、色鮮やかな世界での生活が楽しい!」と言っていたのがとても印象的で感動したのを覚えています。
色彩は、私たちにとって“生きる糧”です。
色と心理は、色彩の専門家でもよく理解できていないアバウトな世界です。そこで「中学生でもわかる色彩心理学」をテーマに研究、そして出来上がったのが「CETプログラム」です。
「CETプログラム」は一般的なカラーセラピーとは一線を画しています。理論もワークも色彩と脳と人間心理を追求した渾身のメソッドです。従って、その手法はセラピーにもコーチングにも広く応用できます。
具体的には、トラウマや生きづらさの原因が解明でき、色で感情処理まで持っていけることです。また、色で性格分析を簡単にしました。
受講生のほとんどが色彩心理学や心理学の初心者です。分かりやすい!と好評いただいております。
さらに、多くの子育て経験者の受講生から「これは子育て前に知りたかった」「幼少期の環境って大事ですね」という感想をいただくことにより、あらたな目標ができた。
それは、「色彩心理学や心理学を義務教育化」すること。
だれもが平等に学べる場を作り、自分自身を守れるようにセルフケアができる人を一人でも増やしていきたいという思いで現在活動します。
日本色彩心理学スクール代表
池尻めぐみ
《お声かけいただいた入江教授の記事をご紹介》
「色彩教育への期待」
色彩心理学、そしてそれを学ぶ学校が福岡にあると知ったのはつい最近のことです。 小学校の教員として長い間子どもたちに関わる中で、色彩が心の在り方に影響することは何となく分かっているつもりでしたが、 心理学として確立しているとは思いもしませんでした。そこで、 色彩 (色) が学習指導要領にどのように位置付けられているのかを調べてみました。すると、 平成20年改訂小学校学習指導要領に示された図画工作科の目標が 「表現及び鑑賞の活動を通して、 感性を働かせながら、 つくりだす喜びを味わうようにするとともに、造形的な創造活動の基礎的な能力を培い、豊かな情操を養う」 と、 色に関する記述が無かったのに対し (解説書では少し触れられていますが) 平成29年改訂版では、様々な場面において、形や色など豊かに関わる資質・能力を働かせることが、楽しく豊かな生活を創造しようとすることなどにつながる」と、「色と豊かに関わる資質・能力」が明記されてたことが分かりました。つまりこれは、 図画工作科の学習において 「色」 の扱いが従来より重視されたことを示すものであり、併せて指導法の改善が求められるということでもあります。つまりこれは、 図画工作科の学習において 「色」 の扱いが従来より重視されたことを示すものであり、併せて指導法の改善が求められるということでもあります。しかし、現在教壇に立っている教員が、 「色」を扱う色彩教育についての知識と指導法を身に付けているかといえば心もとないというのが正直な思いです。そこで、 専門家の力を借りることが必要になります。 これまでもキャリア教育ではキャリア教育コーディネーター、薬物乱用防止教育では学校薬剤師、食育ではフードディレクターや栄養教諭など、 その分野の専門家にゲストティーチャーを依頼してきた経緯があります。色彩教育の場合は色彩心理セラピストにお願いすることになるでしょう。 「楽しく豊かな生活創造」 につながる色彩教育は、小学校のみならず、 保育園 幼稚園 中学・高校、そして教員養成系の大学(大学院) においても今後取り組まれることが期待されます。 微力ではありますが、その一端を担うことができたらと思っています。